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2007年1月28日 (日)

ルワンダの涙

人間がどこまで残酷になれるか、個人の力はいかに限界があるか、思い知らされる。たまには深刻になるのもいい。BBCのレポーターが「ボスニアでは毎日泣いていたが、ここでは涙も出ない。ボスニアで女性の死体を見ると、母だったらどうしようと思ったが、ここでは単なるアフリカ人の死体でしかないから」と話していたのが印象に残る。最後、避難民のリーダーから国連軍への依頼があまりに悲しい。原題はshooting dogs 国連軍が駐在しているのは平和維持のためでなく、平和監視のため。自衛のためにしか武器を使えない。国連軍の隊長が「野良犬が死体を食べ荒らして不衛生なので、犬を射殺したい」と神父に言う。もっと国連軍に積極的に関与してもらいたい神父は「犬が発砲してきたのか」と憤るというエピソードに基づく。遠い世界の縁のない出来事だったルワンダ虐殺。こうしたことが二度と起こらないよう、後世に伝えたいという制作意図がよく分かる事実に基づくフィクション。虐殺現場で九死に一生を得た人が何人もスタッフとして加わっている。当時の再現するのはつらい作業だったろう。フリーパスポート。★★★★☆('07/01/28 TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ)

今日1月28日は午後3000メートル泳いだ。クロール。

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» ルワンダの涙 [美味しゅうございました。]
【ホテル・ルワンダ 】に続き【ルワンダの涙 】を観ました。 1994年に起きたルワンダ内紛映画。 朝方に大泣き。 一人でも多くの方に観て頂きたい映画です。 [続きを読む]

受信: 2007年1月29日 (月) 13時23分

» ルワンダの涙 [古谷千秋の食い倒れ日記]
昨年『ホテル・ルワンダ』で数十万人もの大虐殺(ジェノサイド)に衝撃を受けたこともあって『ルワンダの涙』は是が非でも観ておきたかった。 [続きを読む]

受信: 2007年2月 3日 (土) 20時09分

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